◆ 感染症情報 2016年 ◆
7月 8月 9月 10月 11月 12月
1月 2月 3月 4月 5月 6月
 
12月 ノロウィルスによる感染性胃腸炎(嘔吐下痢)が増加傾向にあります。感染性が強く、嘔吐や下痢の症状も重度の場合が多いので気をつけましょう。一部の地域でインフルエンザが集団発生し、徐々に拡大傾向にあります。H5型の鳥インフルエンザが複数の県で検出されており、厳重な注意が必要です。マイコプラズマやRSウィルス等による気管支肺炎も多発しています。体調が悪い時には、休ませて無理をしないようにしましょう。互いに移し合わないような咳エチケットも必要です。病児保育の広域化(松山市周辺の市町村との相互利用)が始まりました。
 
11月 全国的に気温が下降傾向にあります。体調をくずし発熱と咳が続いて来院される方が目立ちます。テレビでも放送されるほどRSウィルス感染症が多く、呼吸困難で入院される方も多いです。0歳児では軽い咳のようでも重症の場合があるので、小児科専門医を早めに受診するようにしましょう。ヘルパンギーナや手足口病も散見されます。感染性胃腸炎からはキャンピロバクタや大腸菌(O1型)が検出されています。食材には注意しましょう。11月から松山市以外の方も病児保育をお受けできるようになりました。
 
10月 高熱と咳が続くマイコプラズマ肺炎が多発しています。呼吸機能や全身状態が悪く、入院が必要となる方も目立ちます。合併症もあって感染力が強いので注意が必要です。気温が低い日もあって、喘息が悪化する方も増えています。アレルギー体質があり、夜間の咳込みが強い場合には早めに小児科を受診するようにしましょう。手足口病やムンプス(おたふく風邪)も散見されます。間も無くインフルエンザの季節がやって来ます。ワクチンは早めに受けておくようにしましょう。
 
9月 朝夕の気温が下がり、咳込みが強く気管支肺炎で点滴が必要となる乳幼児が目立ちます。喘息やアレルギー体質の方は要注意です。季節外れのRSウイルスも検出されています。流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の患者さんも散見されます。体重減少を伴うほどの長引く下痢で来院された方がいます。粘血便が見られ原因を検索中です。病原性大腸菌が原因の感染性胃腸炎も見られます。新学期が始まり無理をしやすいので体調管理には気をつけましょう。
 
8月 蒸し暑い毎日ですが、間も無くリオデジャネイロでオリンピックが開催されます。蚊を媒介とするジカ熱が問題になっていますが、一昨年の東京でのデング熱や日本脳炎なども蚊に刺されてうつりますので、注意しましょう。ヘルパンギーナや手足口病に混ざって、溶連菌やおたふく風邪などが散見されます。感染性胃腸炎からはアデノウィルスや病原性大腸菌が検出されています。気温が高いので食品の管理には注意が必要です。日光皮膚炎や熱中症、脱水にも要注意です。室内にいても脱水になる場合もあります。
 
7月 九州地方を始め、豪雨や長雨による被害のニュースが報道されています。気象変動のためか、体調を崩す方が目立ちます。ヘルパンギーナや手足口病などが目立つようになってきました。咽頭(ノド)が痛くて食事が進まず、高熱と気温のせいもあって脱水になりやすいので、注意が必要です。乳幼児の気管支(肺)炎がやや目立ちます。呼吸が荒くて(呼吸数が多くなって)普段の元気がないようであれば、早めに小児科を受診するようにしましょう。感染性胃腸炎も増加傾向にあり、病原性大腸菌やカンピロバクタ等が検出されています。
 
6月 最高気温は25度前後でも朝夕は15度前後と日較差が大きいためか感染症が増え気味です。溶連菌やアデノウィルス、マイコプラズマやヒトメタニューモウィルスなどにより、高熱や咳が続いたり気管支肺炎を合併する方もいます。感染性胃腸炎もやや多く、病原性大腸菌が検出される方もいます。気温が高くなると食材の管理(特に生もの)に気をつけましょう。日差しが強くなり日光皮膚炎やアセモ、トビヒも見られるようになりました。脱水症にも気をつけましょう。
 
5月 感染症は一般的に減少傾向にあるようです。インフルエンザは散発的に発生しています。乳幼児を中心に呼吸困難を伴う気管支肺炎がやや目立ちます。ヒトメタニューモウィルス感染や溶連菌感染が散見されます。感染性胃腸炎も少数ながら見られます。不登校や情緒不安定などで受診される方が増えています。アレルギー体質や自律神経などに問題がある方も多く、必要な検査や治療を行う事により日常生活を取り戻せる場合もあります。自己判断をしないで、専門医に相談するようにしましょう。
 
4月 桜の季節ですが、インフルエンザ(主にB型ですが一部A型)の流行が続いています。今年のインフルエンザは気管支(肺)炎の合併が多いようです。花粉症と喘息性気管支炎も目立ちます。マイコプラズマ肺炎やRSウィルス感染なども散見されます。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の患者さんから新型ノロウィルス(G2)とA型ロタウィルスが多数検出されています。接触性皮膚炎やアレルギー性の湿疹が目立ちます。難治の場合は素人判断をせずに専門医に早めに相談するようにしましょう。
 
3月 2月中旬からインフルエンザが大流行するようになりました。当初はA型が多数を占めていましたが、最近はB型が多くなり、インフルエンザに再感染される方も見られます。また気管支炎や肺炎の合併が例年よりも多いようです。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)も多く、多くは新型ノロウィルスが原因ですがA型ロタウィルス感染も見られます。花粉症が増加してきました。重度の喘息発作を引き起こし点滴が必要になる方もみられます。乳幼児の呼吸困難は分かり難いので、咳をして元気がなければ早めに小児科を受診するようにしましょう。
 
2月 各地でインフルエンザが発生しています。多くはA型ですがB型も検出されています。マイコプラズマとRSウィルスによる気管支〔肺)炎は依然として多く、乳幼児では重症化しやすいので要注意です。溶連菌感染とムンプス(おたふく風邪)も散見されます。ムンプス難聴は1000人に1人くらい発生し、聴力は一生回復がむつかしいためワクチン接種が重要です。感染性胃腸炎(嘔吐下痢)も多数発生しており、多くは新型ノロウィルスが原因で家族内感染が多数見られます。間も無く花粉症の季節になりますので、アレルギーの方は要注意です。
 
1月 2016年の始まりです。RSウィルス等が原因の気管支肺炎が目立ちます。一部の地域ででインフルエンザの報告がされるようになりました。溶連菌感染も見られます。水痘(水ぼうそう)も散見されています。12月に引き続いてノロウィルスによる感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が多発しています。新型ノロウィルス(GII)が原因である事が多く、症状も感染力も強いようです。ロタウィルスも少数ながら感染性胃腸炎の方から分離されています。気温の変動が大きく、体調をくずしやすいので注意しましょう。



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