◆ 感染症情報 2017年 ◆
7月 8月 9月 10月 11月 12月
1月 2月 3月 4月 5月 6月
 
12月 いよいよ12月です。各地でインフルエンザの流行期に入ったと報道されていますが、地域差が目立ちます。ワクチンが不足していますが12月中旬には生産が追いつくとのことです。気温が低くなり喘息発作や気管支肺炎が増加傾向にあります。11月下旬から急に感染性胃腸炎が増えているようです。家族内での感染も目立ちますので注意しましょう。季節外れの手足口病や溶連菌感染、更にはムンプス、水痘も散見されます。
 
11月 朝夕の気温が下がって体調をくずす方が目立ちます。急に熱が出たり、ひどい咳込みが続いて気管支(肺)炎になる方もいます。けいれんをおこして急性脳症で入院された方もいます。おたふく風邪や水痘も少ないながら見られます。感染性胃腸炎も症状はひどくはないですが家族内で発症したりしています。すでに各地でインフルエンザが発生しているようです。高齢者や乳幼児は重症化しやすいので早めにワクチンを接種するようにしましょう。
 
10月 愛媛国体が開催され、沢山の方が愛媛の秋を満喫されています。一方で朝夕の気温が下がってきて体調を崩す方が目立ちます。喘息や気管支(肺)炎で咳が長引いたり、夜眠れなくなって点滴をする方もいます。溶連菌やアデノウィルスも検出されていますが、それほど多くはありません。O-157による出血性腸炎の集団発生が報道されています。食材の管理には注意したいものです。一部の地域でインフルエンザが検出されています。ワクチンを開始しましたので、早めに接種する方が良いでしょう。
 
9月 やっと朝夕が涼しくなってきました。手足口病は減少傾向にあります。RSウィルスは引続き流行中で、生後1か月前後の乳児で入院になった方も何人かおられます。乳児では呼吸筋が未発達なために咳はひどくはなく、呼吸が浅くて速かったり、うなったりするのが呼吸困難の所見だったりするので、要注意です。気温や気圧の変化で喘息も出やすいので、アレルギーの方は注意しましょう。感染性胃腸炎が少し増えてきました。
 
8月 手足口病とRSウィルスが猛威を振るっています。手足口病の発疹は、極く軽度のものから、四肢、口腔(ほほの内側からノドの奥まで広がったり)まで、広範囲にわたって高熱を伴うものまであります。軽度のものはコクサッキーA16,重度のものはA6が原因と思われます。RSウィルスは元来冬に流行していましたが、猛暑の夏でも多数検出され、乳幼児では重症化しますので、咳がひどくて息苦しいときは厳重注意です。サルモネラや大腸菌による感染性胃腸炎が散見されます。食品管理と手洗い、更に熱中症と脱水に注意しましょう。
 
7月 手足口病が増えています。以前の手足口病はコクサッキーA16が主な原因ウィルスでしたが、近年はコクサッキーA6というウイルスが半数を占め、発疹の様子も強い場合もあります。アデノウィルスによる咽頭炎や溶連菌感染も増加傾向にあります。乳幼児のRSウィルス感染が散見され、気管支肺炎を引き起こしたりしています。気温が高くて脱水症も起こしやすく、熱性けいれんも見られます。水分補給を心掛けましょう。感染性胃腸炎も見られます。気温が高いので食物の衛生管理には気をつけましょう。
 
6月 咳が長引いて気管支炎や肺炎を合併する方が目立ちます。高熱が続いたり食欲低下や呼吸困難を伴う方も多く、点滴や入院が必要となる場合もあります。アデノウィルスも増加傾向にあり、ノドの痛みや目やに、高熱が続きます。手足口病も散見されます。おたふくかぜや水ぼうそうも見られます。ワクチンを忘れずに受けるようにしましょう。松山市内でマダニに刺された患者さんがおられます。草むらには、出来れば立ち入らないようにしましょう。
 
5月 全国的に天候不順で、一部の地域では夏日であったり、強風の被害などが報道されています。西日本では黄砂が認められ、PM2.5や硫黄酸化物などの影響でしょうか、喘息などのアレルギー疾患が目立ちます。紫外線が強い季節ですので、帽子や長そで、日焼け止めなどの対策が必要です。感染症は一般的に多くはありませんが、気管支肺炎や感染性胃腸炎が散見されます。重症のおたふく風邪(流行性耳下腺炎)の小児が来院されました。ワクチンは是非受けるようにしましょう。
 
4月 インフルエンザはかなり下火になりましたが、A型とB型が地域により発生しています。発熱と咳が続いて気管支肺炎になり、点滴や入院される方が目立ちます。ヒトメタニューモウィルスやマイコプラズマが原因であったりします。乳児期にRSウィルスに感染し、年長になって気管支炎を繰り返す方も見られます。スギ花粉は少なくなりましたが、ヒノキの花粉は続きますので花粉症で眠れなかったりする方はご相談下さい。
 
3月 A型インフルエンザの流行は減少傾向にあります。感染症は全般的に少ないですが、高熱が4~5日続いて気管支肺炎で入院される方が散見されます。季節外れの水痘(みずぼうそう)やムンプス(おたふくかぜ)も見られます。ノロウィルスによる感染性胃腸炎で点滴が必要になる方もいます。花粉症は例年になく症状が強い方が目立ちます。帽子やマスクを着用し、症状の強い方は早めに治療を受けるようにしましょう。喘息も起りやすいので、咳が長引く方はかかりつけの小児科に早めに相談しましょう。
 
2月 1月下旬から急速にインフルエンザが流行し始めました。ほとんどがA型で乳幼児から成人まで幅広く感染が広がっています。抗ウィルス剤で解熱しても数日間は周囲に感染するので、休むようにしましょう。手洗い、うがい、食事や睡眠など規則正しい生活が大切です。流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)で高熱が続いたり、手足口病で咽頭痛のため食事が摂れなくなった患者さんもいます。ヘルペス性歯肉炎や水痘(みずぼうそう)も見られて、季節感が無くなりかけています。
 
1月 新しい年の始まりです。政治経済的な不安定さが報道されていますが、地球温暖化や気象変動、更には新型鳥インフルエンザ検出や昨年末からの遺伝子変異によるノロウィルス感染性胃腸炎の頻発など、保健衛生面でも不安定さが危惧されます。子供達が心身共に健全に成長できる環境を目指したいものです。インフルエンザが流行期に入っています。RSウィルス感染も多く、溶連菌感染も散見されています。



▲TOPへ
■戻る