◆ 感染症情報 2023年 ◆
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1月 2月 3月 4月 5月 6月
5月 5月に入るや否や地震や豪雨災害など不安定な気候が続きます。高熱や咳が長引いて気管支(肺)炎になる患者さんが目立ちます。クループ様の呼吸困難を伴い、点滴治療を行うお子さんもいます。RSウィルスや溶連菌などが検出されています。気象病?のせいか体調を崩す方も目立ちます。感染性胃腸炎も散発的に見られます。AH3型インフルエンザも流行中です。新型コロナは感染症法ではインフルエンザ同様の5類扱いになりましたが、死亡率の高さが問題でワクチンが勧められます。
4月 発熱や咳が長引く方が目立ちます。RSウィルスなど気道の感染症だけでなく気温や気圧の変動、花粉や黄砂などいろいろな要素が加味されているようです。喘鳴(呼吸がゼーゼーしたり)がひどく夜が眠れなかったり嘔吐を伴ったりする方もいます。早めに診察を受けるようにしましょう。ノロウィルスによる感染性胃腸炎もなお流行中です。家族全員に感染するなど感染力が強いのでので要注意です。AH3型インフルエンザも流行中です。新型コロナは全国的に少なくなっています。
3月 ノロウィルスによる感染性胃腸炎が各地で流行中です。感染力が強く症状が長引きますので要注意です。アデノウィルスとAH3型インフルエンザも流行中です。高熱が続いたり胃腸炎の症状を伴ったりもします。新型コロナは全国的に少なくなっています。気温の変動が大きく体調を壊す方が目立ちます。花粉の飛散が急増して花粉症の症状が悪化している方が増えています。年長者だけでなく乳幼児でも鼻詰まりや目のかゆみなどが見られますので注意しましょう。
2月 新型コロナは減少傾向にありますが、高齢者の重症例は連日報告されており油断はできません。A型インフルエンザが増加傾向にあります。乳幼児や高齢者は重症化しやすいので要注意です。乳幼児で高熱が1週間前後続く感染症が目立ちます。喘息性気管支炎やヒトメタニューモウィルスによる気管支(肺)炎が増加傾向にあります。感染性胃腸炎も散見されます。すぎ花粉症の季節になりました。乳幼児でも鼻詰まりや咳き込みなどが見られますので注意しましょう。
1月 新しい卯年の始まりです。新型コロナと共にインフルエンザが各地で増加してきました。乳幼児や高齢者は厳重注意です。インフルエンザワクチンも是非受けるようにしましょう。インフルエンザ脳症や肺炎など重症化を防ぐ効果もあります。ヒトメタニューモウィルスによる気管支(肺)炎も散発しています。感染性胃腸炎も増加傾向にあり、家族内感染も見られます。間も無く、すぎ花粉症の季節になります。鼻詰まりや咳き込みなどアレルギー症状が強い方は早めに予防薬を使うようにしましょう。