感染症情報2024

◆ 感染症情報 2024年 ◆
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4月 各地から桜のニュースが届いていますが、気温や気圧の変化が大きく、体調を崩す方も多いようです。インフルエンザと新型コロナは依然として発生が続いています。発熱と咳が続く方が目立ち、EVウィルスが原因で入院したり、肝機能障害が現れた方もいます。ノロウィルスによる感染性胃腸炎がひどく親子で点滴をした方もいます。感染力が強いので要注意です。スギ花粉症は終わりヒノキの花粉症の季節になりました。

3月 新型コロナとインフルエンザに加えて溶連菌も連日発生しています。気温の変化が大きく、体調を崩す方が多いようです。咳と高熱が続いて肺炎で入院された方もいます。ノロウィルスによる感染性胃腸炎も多く、頻回の嘔吐のため点滴をする患者さんもいます。スギ花粉症がピークを迎えています。夜の眠りが浅くなったりして睡眠リズムが乱れると、昼間の集中力が落ちたりしますので、早めに治療するようにしましょう。蕁麻疹の患者さんも多いようです。

2月 新型コロナとインフルエンザの流行が続いています。新型コロナは37度台の微熱や消化器症状の場合もあります。インフルエンザはA型とB型が流行しているため、繰り返して罹患する方もいます。溶連菌感染も引き続き流行しています。ノロウイルスによる感染性胃腸炎(嘔吐下痢)が増加傾向にあります。感染力と症状が強く、親子で点滴をされた方もいます。花粉症が例年より早く症状が出ているようです。早めに予防薬を使うとお子さんが楽になります。

1月 能登地方地震や羽田空港事故など新年からの大惨事で不安が募ります。年末から咳と発熱の患者さんが多く、ヒトメタニューモウィルスが検出されています。インフルエンザは警報級の流行が続いています。新型コロナは微増傾向にありますので注意が必要です。嘔吐を伴うようなひどい咳が続いて、点滴したり入院したりする方が目立ちます。早めに診察や検査を受けるようにしましょう。間も無く、すぎ花粉症の季節になります。アレルギー症状が強い方は早めに予防薬を使うと症状が楽になります。