◆ 感染症情報 2024年 ◆
7月 8月 9月 10月 11月 12月
1月 2月 3月 4月 5月 6月
7月 記録的な暑さで、体調を崩す方が目立ちます。頭痛や嘔吐で来院され、溶連菌が検出される方も多く、脱水症状が強くて点滴される方もいます。咳や発熱が長引いて気管支(肺)を合併する方も多いです。ノロウィルスによる感染性胃腸炎(嘔吐下痢)で家族全員に感染した方もおられます。感染力も症状も強いので気をつけましょう。新型コロナは散発的に発生しています。今年の暑さは尋常ではなく紫外線も強いので、水分をしっかり摂って、日光を余り受けにような工夫も心がけましょう。
6月 引き続き発熱の患者さんが多く、気管支炎や喘息発作を合併する方が目立ちます。百日咳や新型コロナも検出されています。咽頭炎(のどの痛み)や嘔吐、咳き込みで溶連菌感染を繰り返す方もいます。ムンプス(おたふく風邪)と紛らわしい化膿性耳下腺炎も見られています。感染性胃腸炎(嘔吐下痢)も増加傾向にあります。気温が高くなるので食材の衛生管理には気をつけましょう。スギの舌下免疫療法を開始しています。ご希望の方は受付で予約をお取り下さい。
5月 高熱と咳が長引く方が目立ちます。マイコプラズマ肺炎、ヒトメタニューモ(細)気管支炎、百日咳、溶連菌、アデノウィルス感染などと多彩です。呼吸困難が酷くて吐いたり、食事ができなくてグッタリして点滴を受けた方もいます。新型コロナとインフルエンザは散発的に発生しています。感染性胃腸炎(嘔吐下痢)も目立ちます。食材の衛生管理には気をつけましょう。花粉が少なくなる6月頃からスギの舌下免疫療法を開始しますので、ご希望の方は早めに受付で予約をお取り下さい。
4月 ノロウィルスによる感染性胃腸炎(嘔吐下痢)が増加傾向にあり、感染力が強いために学級閉鎖になったところもあります。新型コロナとインフルエンザは散発的に発生しています。RSウィルスやヒトメタニューモウィルスによる(細)気管支炎も多く、乳幼児では入院することもあります。スギ(ヒノキ)花粉症の方が急増しています。スギの舌下免疫療法をご希望の方は早めに受付で予約をお取り下さい。花粉が少なくなる6月頃から舌下免疫療法を開始します。入荷薬量が少ないので、申し込み順になります。
花粉症のひどい方にはぜつか花粉症でも散見されています。ヒトメタニューモウィルスによる気管支(肺)炎が増加傾向にあります。溶連菌感染も引き続き多く見られます。マイコプラズマ肺炎も目立ちます。ノロウィルスによる感染性胃腸炎(嘔吐下痢)が増加傾向にあります。今年はスギ花粉の飛散が多く、花粉症も目立ってきています。早めに予防や治療をしないと、睡眠障害になったりします。アレルギーの治療を行って、夜尿が改善したお子さんもいます。
3月 インフルエンザは減少傾向にありますが、一部の学校で学級閉鎖になったりしています。新型コロナも散見されています。ヒトメタニューモウィルスによる気管支(肺)炎が増加傾向にあります。溶連菌感染も引き続き多く見られます。マイコプラズマ肺炎も目立ちます。ノロウィルスによる感染性胃腸炎(嘔吐下痢)が増加傾向にあります。今年はスギ花粉の飛散が多く、花粉症も目立ってきています。早めに予防や治療をしないと、睡眠障害になったりします。アレルギーの治療を行って、夜尿が改善したお子さんもいます。
2月 全国的な寒波と共に、思いもよらないニュースが飛び込んできています。節分を迎えると、もう立春で、スギ花粉が急速に飛散してきます。今年の花粉の量は昨年の何倍にもなるようで、早めの対策が求められます。花粉症が重症の方にはアレルギー専門医の管理のもとで、安全に舌下免疫療法も行います。A型インフルエンザと新型コロナは一時よりは減っていますが流行が続いています。マイコプラズマと溶連菌感染は、なお続いています。ノロウィルスによる感染性胃腸炎が散見されます。家族内感染もしばしば引き起こすので注意しましょう。
1月 年末から急速に気温が下がりA型インフルエンザが警報レベルで流行しています。今年のインフルエンザの症状は重症の方が多く、意識障害や痙攣を引き起こしたりしており、肺炎やインフルエンザ脳症の合併が危惧されます。新型コロナも散見されています。溶連菌感染は依然として多く、さらには原因不明で高熱が1週間くらい続いて入院される方もいます。マイコプラズマ感染も過去に例を見ないほど多く、症状が軽い方は咳が長引くだけですが、重症の方は肺炎を合併しますので要注意です。咳エチケットでマスク着用と手洗い、うがいを励行しましょう。